ひらがなシリーズの中で 唯一の「父と子」の作品が 「お」 「お」だからお父さんを意識したわけでもないのに 「あ」が自然とお母さんになったように 「お」も自然と、お父さんになった 私が物心ついたときにはもう 「父=こわい存在」ということになっていたが 実家のひ孫を抱く父は 実に生き生きとうれしそうだった もうすぐまたひ孫が生まれたら い〜〜〜〜っぱい、いっぱい 抱いて、もらおう